こんにちは、SOLIDWORKSエンジニアです。
「おっ、できるんだ!(これは便利)」という小ネタを仕入れたのでご紹介します。
部品・アセンブリで複数のコンフィギュレーションがある場合、「断面表示」で、各コンフィギュレーションの状態を確認したい場合があると思います。
・例:可動部のあるアセンブリで、動作前後の状態をコンフィギュレーションで表現した場合 ・例:円筒部品で複数の形状案をコンフィギュレーションで表現した場合
・例:動作前後の各部品の位置関係を確認したい など
そんなとき、普通に「断面表示」にして、コンフィギュレーションを切り替えると、通常表示に戻ってしまうため、再度「断面表示」にする手間が発生します。😕
こんな時、「断面表示」プロパティで「グラフィック断面表示」をONにすると、「断面表示」のまま、コンフィギュレーション切り替えが可能となります!😊グラフィック断面表示の機能が搭載された際に、新機能紹介で、聞いたような気もするのですが、すっかり忘れてました。
なお、複数のコンフィギュレーションを「断面表示」で確認する方法ですが、他には以下の方法も考えられます。
・新規アセンブリに、断面表示したいモデルを挿入し、直線パターンで並べて配置する。
配置したモデルの各インスタンスで、表示コンフィギュレーションを変更する。
この状態で「断面表示」する。
・図面で、断面表示したいモデルのあるコンフィギュレーションのビューを作る。
このビューで「部分断面」を使って断面表示を行う。
このビューをコピーして複数配置し、ビューのコンフィギュレーションを変更する。
このビューで「部分断面」を使って断面表示を行う。
このビューをコピーして複数配置し、ビューのコンフィギュレーションを変更する。
恐らく、図面の方が処理が重そうな気がしますが、モデル上で良いのか、図面が必要なのかによって、使い分けてみてください。
ではまた。