2013年4月10日水曜日

メカニカルカム(困った編)

こんばんわ、SolidWorksエンジニアです。
以前、メカニカルカムに関して投稿しましたが、つい最近も格闘する機会がありました。


結果、現在のSolidWorksでは、そのカムのリアルな形状の作成は困難、という結論に至りました。 (アセンブリでリアルな動きを合致で表現することは可能です。[Motion必要])

そのカムは、インデックスバレルカムです。(下記参照)
 http://www.kumagaya.or.jp/~tarai/toppic7.htm
 http://www.g-box.bz/barrelv2.html

カムフォロワが円弧を描いてバレルカムを横切るため、バレルカムのローカル座標系で見ると、カムフォロワの中心軸の向きが一定ではなく、変化するんです。

SolidWorks Motionを使えば、カムフォロワ上の中心軸上の2点のそれぞれの軌跡を描くことができます。これをバレルカム上に転記することもできます。
よって、この2本のカーブを使えば、リアルな形状を作れそうなのですが、カーブ上のある点での軸方向を示すための点(もう一つのカーブ上)をきっちり定義することが容易でないため、困難という結論に至った次第です。

少しづつ位置をずらして、軸方向をスケッチなどで残し、ガイドカーブやロフトスケッチなどで使用して、サーフェスを作ることは可能です。しかし、リアルな形状を作成しようとすると、多くのスケッチが必要となるため、あまり現実的では無いのです。

ソリッドのスイープカットでは、ガイドカーブを使えないので、ツールボディの軸方向の変化は指定できません。
よって、サーフェスで検討をした次第です。 (近い形状は作成できるのですが…)

本件、メーカーに機能強化をお願いしましたが、他の3DCADでの状況なども調査し、実現案が見つかれば、追加報告したいと思ってます。
どなたか、良い案があれば、ご一報を!

2013年3月16日土曜日

iPad mini などアップル製品の角R

こんばんわ、SolidWorksエンジニアです。
認定資格の更新試験に合格し、ホッとしてます。
でもって、しばらく投稿して無いのが気になってたブログに投稿してます。

最近、日経のwebで、iPad mini を分解した記事がありました。
で、色々と発見というか驚きというかがあったそうです。

その一つに「二段フィレット」があちこちの角Rに多用されている、というのがありました。

この「二段フィレット」ですが、丁度10年前、大先輩がお客様に説明するのを聞き、その存在を初めて知りました。

私は油圧機器の設計経験しかなかったので、曲面の繋がりをキレイに見せる「二段フィレット」なんてテクニックは知りませんでした。

しかし、その時は、「ヘェ〜、そんなテクニックがあるんだ。また、必要な機会があれば、その時に詳しく調べよう。」と思い、内容をキチンと理解しようとしませんでした。

その後、「二段フィレット」の話は誰からも聞くことがなく、わからないまんまです。
なので、「あの時、ちゃんとメモして理解しとけば良かった…」という後悔の念がずっと残ってます。

このiPadの「二段フィレット」の記事を見て、意欲が湧いてきたので、そのうちキチンと資料かサンプルモデルか残しておきたいと思います。

2013年1月12日土曜日

ブログの設定変更

こんばんは。SolidWorksエンジニアです。
やることあるのですが、少し現実逃避して、本ブログの設定変更をしてみました。
↓ Facebookなどの「共有」ボタンを追加してみました。

2013年1月10日木曜日

2013新機能: 交差フィーチャ

2013に、樹脂ものモデリングを行う方待望の機能が追加されていることがわかりました!
「交差」フィーチャという機能です。
以前から他の三次元CADにある "複数の交差したソリッドを対象に要・不要を指定できる" 機能がうらやましいなぁ、と思っていたのですが、この「交差」フィーチャーで同様のことができるようです。

交差してるしてないを自動判別して領域リストを作成するそうです。
(組み合わせフィーチャーが便利になった感じ、とも言えるかな)

類似機能のある3DCADを使っている方に試しにさわってみてもらったところ、こっちの方が便利かも(?)といった意見があったようです!*\(^o^)/*

樹脂モノカバーなどをモデリングする際、外装部と内側のボスやリブ類を別のソリッドボディとして作成を進め、最後に「交差」フィーチャーで結合させる、といった使い方が容易にできそうです!!

ソリッドとサーフェスとを指定して、間を埋める、ということも可能なようです。

是非、お試しください!

2012年12月27日木曜日

反省

今年も残りわずかになってしまいました。

ここ数ヶ月、いつになく忙しく、投稿せずじまいになってしまいました。
多分、Facebookを始めた影響もあると思います。
SNSは、下手をすると、金食い虫ならぬ、「時間食い虫」となる可能性が高い、厄介なもののようです。

皆さんもお気をつけください。

2012年10月19日金曜日

SW2013

こんばんは、SolidWorksエンジニアです。
今まで最低でも毎月一度は投稿してたのに、九月は忙しくて投稿することができませんでした。
その忙しい要因としては、お客さんの支援と、SolidWorks活用研究会あたりでした。
その状況で、さらにSolidWorks2013の勉強会などへの参加が求められたりしており、「勘弁してくれ〜」という感じです。
でも、その2013ですが、いくつか「おーっ!!\(^o^)/」という機能追加もあり、期待値が徐々に上がってきてます。
すでにメーカーイベントで情報を入手したり、βテストで試されたりした方もいることと思いますが、まだ情報公開が解禁されてませんので、詳しいことは控えておきます。

次回のSolidWorks活用研究会では、設計者向けの新機能を取り上げたいなぁ、などと勝手なことを考える今日この頃です。

では、また。

2012年8月23日木曜日

粒子法による流体解析 

こんばんは、SolidWorksエンジニアです。
八月は盆休みのせいで、あっという間に過ぎて行ってます。
その8月上旬に、CAEのイベントがあり、普段、あまり目にしないハイエンド系のソフトの話を聞くことができました。
その中でも私が注目してたのは、粒子法の流体解析ソフトのセミナーです。
私が、粒子法を用いた流体解析ソフトの存在を知ったのは、2年前でした。
社内のCAE担当SEから話を聞き、解析事例の動画を沢山見ることができ、「へぇ~、すげえ!」と思いました。
今まで、メッシュ系の流体解析ソフトではあまり見ない現象の事例が多く、新鮮な印象を受けました。
しかし、当時はまだ、研究開発段階といった印象があり、"共同開発" というスタンスでの提案しかできそうになかったため、PR先を選ぶ必要がありました。

先日、2年経過しての状況を確認し、着実に進歩し、事例や導入実績も増え、様々なお客様に提案可能な状況になってきたようです。
 (といっても国産高級乗用車くらいの値段なので、手軽なものでは無いです。)

3Dデータは、STL形式で渡せるので、SolidWorksでも問題無しです。

何年か後に、FlowSimulationXpress の機能として、粒子法の流体解析機能が搭載されるといいのになぁ…、と思う今日この頃です。

※参考: ParticleWorks