私は、操作講習だけでなく、3次元CAD設計講習が必要だと思ってます。
特に2次元CADで、参考図を持ってきて修正するだけ、といったことしかしてない人ほど間違った使い方をしがちです。
ドラフターでも二次元でも三次元でも、形を描く前に、基準線を描くべきです。
それから重要部分に肉を盛っていき、物理的に成り立つように詳細をつめていく…。
こうした本来の設計の進め方を知らずに、「とりあえずCADで何か描く」ということをやっていると、データをこねくり回す時間が増えがちで、「三次元は時間がかかる」ということになることも多いです。
三次元CADの導入がシステム管理者主導だと危険です。
サポートする代理店側にそうした人材が少ないのも、このあたりがきちんと伝えられてない要因だと思います。
4〜5年前からこのへんは「3次元設計基礎」として、色々取り組んでます!
はじめまして?
返信削除気になったのでコメントさせてもらいます。
基準線のことは私も痛感しています。
私は必ず中心線から書いていました。
だからモデルを作るときも、左右対称や両方に押し出し、
ミラーを多用してたように思います。
10年ぶりに製造業に戻り、設計の現場を体感してます。
(それについては改めて書かせてもらいます)
私はこれまで、モデルを見てどこから書き始めているかで
3Dで設計しているかどうかの判断をしていました。
自分の中では、今でもそれが判断基準になってます。
(これについては、みなさんの意見を聞いてみたいと思っています)
原点から左下基準で四角を書いてあるモデルを見ると
設計は別のところでやってるんだろうな・・・
と思ってました。
今いる設計部にある大量の3Dモデルがまさしくそれでした。
図面を受けて物を作るのが仕事の大半なので、
トレースするだけならどこから書いても良いと思います。
ただし、構想からやってるはずの自動機械や他の設計したものも、同じモデルの作り方でした。しかも他の2次元CADはありません。
どうやって設計しているのかな・・・と
興味深く見ていました。
先日、驚愕の事実を発見しました。
なんとここでは、設計をしていませんでした。
というか、何を設計すればいいのかわかっていなかったのです。
見よう見まねで機械を作っているので、まともに動くわけが
ありません。
入社したときに、現場で機械の調整に走りまわってる課の人達を見て、大変な会社に来たな・・・と思いましたが、
実は何が悪いのかの判断も出来ないのでオロオロしていただけのようです。
10年ぶりに機械設計をしています。
(設計って何?って話しもしたいですね)
機能設計の基礎の基礎は忘れていないようなので、
なんとかやっていけそうな気はしています。
これから少しずつですが、他のメンバが中心平面を意識して
モデルを作ってくれるようになれば、少しは設計が出来ていくんじゃ無いかなと思っています。
ではまた
大事なことを書き忘れたのでもうひとつだけ
返信削除つい数ヶ月前までは、何でも出来る機械設計者がいました。その人がなんでもやってたから、今までの機械は動いてたんだと思います。
その人が居なくなって、残った人は何を引き継げばいいから何も引き継がれていない・・・
そんな状況でした。
あまりにも出来る人間は、わからない人のことが
わからないので、何を伝えれば良いのかわからないんだろうな・・・というのも感じました