2011年1月24日月曜日

タッチパネル

先週末にSolidWorks活用研究会を大阪で開催しました。
発表では、SolidWorksデータを活用するための周辺ツールをいくつか取り上げました。

関連して、データ変換についても少し取り上げたのですが、TEL問合せでは2D関連(PDF,DXF,DWG,TIFF)が結構多いことが今回集計して判明しました。
社内外や、イラストなど様々な用途でのデータ授受で、二次元のデータ形式が活用されているようです。
認知度やソフトの対応形式などが影響しているのかもしれません。

突然ですが、SolidWorksでの3Dデータ授受のお奨め形式をお知らせします。
★CAD形式、Parasolid >STEP,>ACIS>IGES
※ファイルの種類指定後、オプションボタンが表示され、Versionなどを変換可能です。

認知度、上がるかな? (^_^;)

また、展示ではタッチパネルや、iPad、小型の3Dスキャナなどを置きました。
タッチパネルやiPadなどは、プレゼンやデザインレビューに良さそう、といった感想が出てました。
(残念ながら私はほとんど触れませんでした。)

余談ですが、最近携帯を変えてタッチパネルに慣れず、気軽にメールが打てず、苦労してます。(泣)

2011年1月12日水曜日

アセンブリ可視化

SW2010で追加された機能で、"アセンブリ可視化"ってのがあるのですが、ご存じでしょうか?

私の場合、当然知ってはいたのですが、実際の設計作業中のどんな時に役立つのか、いまいちピンと来てませんでした。

それが先日いろいろやってる際、"あっ、これ便利!" と感じたのでお知らせします。

それは、"アセンブリで、複数使っている特定の部品を選択したい時" です。

同じ部品を何ヵ所かで利用しているとき、FeatureManager上では、きれいに並んでいません。
こんな時、"アセンブリ可視化" を使うと、部品名でリスト表示され、複数使用している場合も一行でリストアップされます。
ある行の部品を選択すると、グラフィック上でも n 個の部品が選択されます。

あとは、非表示にしたり、色変えたり、隔離したり、部品表から除外の指定をしたりできるはずです。
ご興味があればお試しください。
ではでは。

※ただいま、VersionUP関連資料を2011対応にすべく作業中です。お楽しみに。

2011年1月6日木曜日

SolidWorks2011の新機能など

あけましておめでとうございます。
本年も色々と情報発信していきますので、宜しくお願いいたします。

以前、SolidWorksの図面の溶接関連機能について書きましたが、SolidWorks2011では溶接ビード関連が強化されています。(溶接ビードテーブル)
これを使うと、溶接箇所ごとのビード長さを表にできるようです。

このほか、私が注目した SolidWorks2011 の新機能を紹介します。
それは、「関係式でFeatureの抑制が可能となった」です!

…。
ごく一部の人にしか受けてないだろなぁ。。。(^_^;)

これ、仕組みを盛りだくさんにした "テンプレート部品" や、モデリングの自動化を行う際に結構役に立ちそうです。
 ★例1:長さに応じて等ピッチの穴が増減するような部品モデル。
   パターンFeatureのパターン数を関係式で算出する。
   最短の時には、パターンFeatureを抑制する必要が出てくる場合


この他、"今ひとつ" な機能もありました。
テーブル機能の「セルのマージ」です。
隣接するセルを2つ以上選択して右クリックすると、セルをマージできるのですが…、
肝心の値は、片方(基本は左上のセル)の値しか表示できません。
 ※「セルのマージを解除」で元の表示に戻せます。

カスタムテーブルなど手入力の表の場合は良いのですが、部品表など自動で値が入るものについては両方の値を表示した上で繋げないと意味無いだろ…、と思ってしまいます。

カンマ区切りやスペース区切りなどオプションで指定した文字でつなげて表示するとか、間の罫線を異なる線にしたり非表示にできるよう、さらなる改善を期待してます。

皆さんもご希望があればリクエストをサポートにお伝え下さい。
ちなみに機能改善は、件数が多いものが優先されます。
また、要求は「代理店SE(日本各地)→SWJ技術(日本)→SWC開発(米国)」と伝言していきます。
さらにSWJ→SWCでは翻訳されます。
なので、できれば絵と文字で表現して頂いたほうがブレが生じにくいです。
お忙しいとは思いますが、絵だけでもあると非常に助かります。
ご考慮頂けるとありがたいです。

では、またSW2011ネタなど何かあればお知らせします。ではでは。