2015年10月11日日曜日

最近のSOLIDWORKSエンジニアの状況について

こんばんは、SOLIDWORKSエンジニアです。
先日、各社のSOLIDWORKSエンジニアの状況について、ある方とお話しする機会がありました。

私の属する会社もそうなのですが、他社も同様の傾向とのことでした。
"みんな、E-PDMなどデータ管理系(インフラ系)の仕事ばかりやっている…"

多くのSOLIDWORKSユーザーさんで、継続使用によるデータの増加や、利用者の増加などから、しっかりとしたデータ管理の仕組みが必要となってきているようです。

なので、うちの会社だけでなく、よそもE-PDM関連の案件対応に人と時間を割かざると得ない状況となっているようです。
また、E-PDMの場合、ワークフローと連動して成果物管理用のデータ出力など、他システムと連携した仕組みを作りやすいこともあり、環境構築に情報システム部門の方が絡むと、必ずと言ってよいほど、プログラム開発を伴う仕組みを盛り込む話になってしまいます。
こうなると、時間も手間もかかるんですよね。
まぁ、やると効果は大きいのですが、使いまわしの利くものではないので、1社づつ対応するしかなく、テストも類似機能といえども、各社各様の環境なので、まとめてできるわけもなく…。

とまぁ、こんな感じで、各ユーザーさんにSOLIDWORKSエンジニアがべったり(しっかり?)付いて、作りこんでいくことになります。

私も、これを否定するつもりは無いのですが、「3次元設計の楽しさ」とか、「3次元設計ってこうやるんだよ」とか、「こんな形状はこうモデリングするのがおススメ!」とか、設計者の3D設計へのモチベーションを高めるような取組みも、忘れずにやらないとダメだと思ってます。

このモチベーションによる「3D設計の取組み」を促進するためのインフラ整備であるべきです。

インフラ整備が先に来ると、みんないやいや3Dを使う状況となりやすく、みんなが不幸になります。
同じ苦労するなら、幸せになるためにやるほうが、楽しいと思います。

とまぁ、先日の「関西 設計製造ソリューション展(DMS関西)」での立ち話をネタに、以前から感じてたことを書いてみました。 では、また。

<おまけ>
DMS関西と同時期に、CEATEC JAPANが東京で開催されてました。
SOLIDWORKSジャパンさん、そちらにも出展されてたみたいです。社内に人が居なくなってたのでは? (他人事ながら、問合せ対応、大変だったかもな、と想像してます。)
また、その、CEATECでは、「ロボホン」が発表されてました。
コンセプトムービーを見て、欲しくなりました。
 (うちの奥さんに見せたら、色々と突っ込みを入れてました。 (^_^;) )