2011年12月16日金曜日

パフォーマンス向上策の比較

こんにちは、SolidWorksエンジニアです。
しばらくアセンブリ設計手法の資料作成にどっぷりはまってたため、まったく投稿できてませんでした。

さて、そんな中、ある馴染みのユーザーさんから「最近、SpeedPakを色々試してます」という連絡を頂きました。
大規模アセンブリのパフォーマンス対策の機能として搭載された SpeedPak ですが、私自身ほとんど手を付けれておらず、どういった状況で使えるのか?リスクは?など、資料レベル以上のことは、よくわかってません。

ということで、ありがたい情報として、そのユーザーさんのメールを抜粋してご紹介します。

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知りたいのは、大規模アセンブリモードと、ライトウエイトと、SpeedPakでは、
 (1)どれが一番体感的に軽量に扱えるか?
 (2)どれがサブアセンブリや部品を行ったり来たりするのに適しているか?
といったあたりです。
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大規模アセンブリモードは若干軽量に感じますが、同時にエッジが非表示でモデルが表示されたり、ダイナミックハイライトもオフにされたりします。
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SpeedPakはファイルのオープンは早いようですが、制約も多いです。
おまけにコンフィギュレーションを追加することになるせいか、ファイルサイズが少し大きくなるようです。
それから解除と使用のこまめな切り替えには向いていないような気がしますし、あらかじめアセンブリファイルを開いて設定をして保存するという準備工程が必要です。
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結局、ライトウエイトが最もお手軽なわけですが、SpeedPakはアセンブリの構成を馴染むようにしたり、設定するファイルに一定のルールをつくれば活用できるのではないかという予想をしています。
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いやいや、うれしいメールです。(^_^)

(2) サブアセンブリや部品を行ったり来たりする…

という用途には、上にも書かれていますが、「ライトウェイトのこまめな切替」が一番適しているのかな?と私も感じました。

大規模アセンブリモードは、設定で動作状態を変えれますが、"ちょうど良い設定" を見つけるのが難しいかもしれません。

ただ、表示で重いのは、「エッジ表示」「透明表示」なので、大規模アセンブリモードの「シェイディング表示でエッジを表示しない」というのは結構効果があると思ってます。
但し、メリットがある分、マイナス要素も当然あります。

(課題:部品間の見分けがつかない ⇒ 対策例:部品ごとに色を変える)

この辺り、利用者が、課題と対策とを許容できるかどうかで判断が分かれそうです。

ということで、今日はこの辺で終わります。
ここしばらく色々取り組んだので、投稿ネタは色々あります。ボチボチ投稿するつもりです。
ではまた。