2018年10月3日水曜日

2D図面を見てのモデリング

お久しぶりです。SOLIDWORKSエンジニアです。
仕事が変わったとかで投稿しなかったのではなく、忙しかったのと投稿ネタが無かったのとで、サボってました。

今回は、今まで意味が無いと思って避けていた
<図面からモデリング>です。
ようやくですが、どうしようも無く、コレをやらざる得ない状況が、あちこちにあることを理解しまして、真面目に考えてみました。

優先度を考えて書いてみました。

1)・設計基準点を探す
どこが重要な部位か?(製品のどこで使われる部品か?)
各部位の意味/目的を確認/推測する
公差指示部を中心に探す
はっきりしなくても設計基準点を決める

2)・基準スケッチを描く
正面/平面/右側面のいずれか、メインのスケッチを描く(必要であれば2つ描く)
重要と思われる部位の輪郭を描き、幾何拘束、寸法拘束を追加する
寸法は設計意図を推測して追加し、結果として指示された寸法は従動寸法とする
※当たりハズレあり
細かい面取りフィレットは無しで描く ※万能
基準となる線を「作図線」で描く

3)・形状作成
新規スケッチを作り、基準スケッチを参照して描いた輪郭でソリッドを作る
複雑な形状(樹脂部品/鋳物など)は、マルチボディを使う

取り敢えず、今日はここまで。