2015年7月25日土曜日

Workgroup PDM

こんばんは、SOLIDWORKSエンジニアです。
前の投稿、2月ですね。今はもう7月。あちゃー、また期間があいてしまいました。
まぁ、てんやわんやな状態でしたからね〜。

さて、今年のSWWでも話が出た Workgroup PDM の今後の計画について、先月Web上で情報公開されました。
Jun 24, 2015
http://www.solidworks.com/sw/support/CustomerBulletins.html?fromrss=1

以前から、OS対応しかしてない WGPDM ですから、いつか終わる、と思ってました。
なので、WGPDMを使っているユーザーさんに、移行先の最有力候補であるEPDMへ、良い形で移行して頂きたい、と考えていました。

これまでは、WGPDMのキャパを短期間で超える可能性のある、多人数利用や、大きなアセンブリを扱うお客様が、EPDMへの早期移行をオススメしたり支援したりする対象でした。

しかし、今回の発表により、少人数利用や、小さなアセンブリを扱うお客様も、EPDM(正しくはPDM Standard。機能限定版EPDMです。)へ移行して頂く必要が出てきます。

多人数利用など大きな組織であれば、設計者と別にCAD管理者が居る場合も多いため、EPDM環境を一緒に作り込んで、導入効果を高めることが可能な場合が多いです。

しかし、少人数利用の小さい組織では、バリバリのメカ設計者が、設計業務の合間に CAD+WGPDMの管理をしている場合が多く、EPDMを入れるとしても、あまり凝った環境を作ったり、メンテしたりする時間が取れないことが予想されます。

なので、こうしたユーザーさんに対しては、WGPDMと同等以上で高すぎないレベルの管理を、短期間で少ない手間で実現できる「運用環境とルールの雛形」がいるだろうなぁ、と思っています。
ケツが決まったので、計画を立てて取り組みを始めようと思ってます。しかし、あれこれの業務でいつ取りかかれるかわからない状況です。
とはいえ、頑張ります!