2012年2月9日木曜日

SolidWorks活用研究会の報告

こんばんは、SolidWorksエンジニアです。
予告と違いますが、先月末に開催された「第11回 SolidWorks活用研究会」についてご報告します。
今回は「設計手法」をテーマとして、発表と座談会とで構成しました。

発表では、私どもからは「レイアウト手法」、SolidWorks Japan社さんからは「SolidWorks2012新機能」を取り上げました。

また、私どもでは "設計" の実務レベルの話が困難なため、今回は、様々な企業から設計を請け負っているUser様に発表して頂きました。
(年末年始のお忙しい中、発表ありがとうございました!)

私どもやメーカーも色々発表は行っておりますが、私どもでは不可能な「実設計業務を踏まえた利用方法」を発表され、皆さん熱心に聞いておられました。
さすが!と思ったのは、「様々な設計を行うために、複数の設計手法を使い分けている」と言われてた点でした。
その設計手法も、当日の他のセッションで発表した「レイアウト手法」は当然として、エンベロープやマルチボディを駆使した手法など、大きく性格の異なる複数の手法を紹介されてました。 さらに、「ここでは紹介できない、他の手法もあり、これらを使い分けている」、とのことで、SolidWorksの使いこなしレベルの高さを感じました。

つづいて、SolidWorks Japan社さんの「SolidWorks2012の新機能紹介(一部)」について。
一部と言っても、今回も多数の魅力的な機能追加や改善があるため、時間OverするVolumeとなってました。
(もっと見たい、もっと教えて欲しい、という感想も聞かれましたが、これについては個別デモや、1日新機能講習、などをご依頼頂きたいと思ってます。)
ちょうど1月末にSP2がリリースされたので、VerUPを検討されている方には、タイミング良く参考になったのではないかと思っています。
また、SW2011も最終のSP5がリリースされており、こちらへVerUPする準備をされているUserさんもおられることと思います。
 こうした皆さん向けに、VerUPの参考資料を今年も昨年同様に作成しました。(2012/1)
  ※ご希望の方は、O社のサポートSEにお問い合わせ頂くか、私までご連絡頂ければご提供できると思います。多分…。

最後に座談会について。
今回も約30名という多数の方が参加され、グループに分かれて様々な話で盛り上がっておられました。一応、「設計手法」をテーマに話をし始めて頂きましたが、いつも通り各グループとも活発な意見交換の結果として脱線されていたようです。

私は今回も進行役をしていたのですが、「どこかのグループに入って話し込みたい…」とずっと思ってました。(^_^;)
終了後、会場で進行支援をしていた他のSEとこの話をしたのですが、みな同じことを考えてました。
でも、"サポートエンジニア" という看板があると、話した内容が少し重く取られてしまうなどあるので、「入ったら雰囲気変わっちゃうだろうから、入るべきじゃないよな」ということでみな納得してます。

この座談会のグループ討議ですが、いつもグループ分けをどうするかで悩んでます。
今のところ、極力同じ会社の人が偏らないようにだけ気を付けており、あとは「運」としてます。
(なんか良い案があればご提案ください! お待ちしてます。)

なんか話があちこちに飛んでしまい、まとまりがありませんが、こんな感じでした。

今回も電車で2~3hかけて来場して頂いたUserさんが何名かおられましたが、皆さん笑顔で「良かった」と言っておられました。価値のある有意義な時間となったようで、運営スタッフみな、うれしく感じています。

今後も価値ある内容と高いレベルを維持すべく色々工夫してやっていきたいと思ってます。
皆さんのアイデアや「企画持込」も大歓迎ですので、お気軽にご連絡ください。
ではまた。
(次回こそ「メカニカルカム」?)

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